
今日は、
「昔遊んでいたオモチャを振り返ろう」シリーズ、第11弾。
今回振り返るオモチャは、
「ダイヤモンドゲーム」。
「ダイヤモンドゲーム」とは、ダイヤモンドの光沢を模した、頂点が6つある星型の盤面上を
用いて遊ぶボードゲームである。
大抵の人は、1度は遊んでみた事があると思う。
実際に遊んだ事はなくても、少なからず1度は目にした事はあるだろう。
「初めて見た」という人は稀なはずである。
それくらいに、「ボードゲームの王様」と言うべきゲームである。
日本では「ダイヤモンドゲーム」という名前で知られているゲームだが、英語圏内では、
「チャイニーズチェッカー」(Chinese checkers)と呼ばれている。
1880年頃、イギリスのビクトリア地方で生まれた「ハルマ」(ギリシャ語でジャンプという意味)というゲームが原型であり、これが、数年後にドイツで盤形が「星形」になり、その後、これがアメリカに渡り、「チャイニーズチェッカー」と呼ばれるようになったそうである。
「チャイニーズチェッカー」は、日本では、1933年(昭和8年)に「はなやま玩具」という会社
から「ダイヤモンドゲーム」という名前で発売された。
以降、約70年間、殆ど変わることなく売れ続けている。
何故、「ダイヤモンドゲーム」という名前で発売されたのか?
以下は憶測でしかないが、「ダイヤモンドゲーム」が発売された「1933年」というのは、
1931年の満州事変から日中戦争を経て1945年のポツダム宣言受諾による無条件降伏に
至るまでの、いわゆる「十五年戦争」の真っただ中である。
反中感情高まるそんな時世に、さすがに「チャイニーズチェッカー」という商品名では発売
できなかったのだと思われる。

さて、知っている人が殆どであろうから必要無いかもしれんが、一応ルールの説明。
「2〜6人」でプレイ出来るのだが、ここではオーソドックスな「3人プレイ」で説明する。
盤面上の6つの頂点部は「赤」「緑(または青)」「黄」の3色で色分けされあり、相対する
頂点部は同一の色になっている。
適当に自分の色を決め、自分の色の駒を15個(10個のものもある)、自分の陣地に並べる。
駒を動かす順番をジャンケンなどで決め、1番の人から順番に駒を移動させていく。
1ターンで動かせるのは1駒のみ。
駒は、線上を1マス移動できる。
また、自分の駒や相手の駒の1マス先が空いていれば、飛び越して進むことも出来る。(注)
そして、飛び越した先でさらに自分の駒や相手の駒の1マス先が空いていれば、続けて
飛び越して進むことが出来、これが続けば、何回でも連続して飛び越して進むことが出来る。
また、色分けされた敵陣地に入ることは出来ないが、境界線は通ることが出来る。
これらの移動を繰り返し、自分の陣地の駒を、対角の位置にある自分の陣地に早く移動
させた人が勝ちである。
(注)「敵の駒は飛び越えられるが、自分の駒は飛び越えられない」とするものもある。
また、「はなやま玩具」のダイヤモンドゲームには「王駒」というものがあり、他の駒は王駒を飛び越すことが出来ず、王駒は2つ以上の駒や王駒を飛び越すことが出来、王駒は一番奥(頂点部)に置かないとゲームが終わりにならない。
このように、販売メーカーなどによって若干ルールが異なる場合がある。
ルールは単純であるが、テクニックも必要だし、結構奥深い。
如何に、自分の、あるいは相手の駒を利用して、「飛び越し」を繋げられるかがポイントで
ある。
4連続、5連続と繋げていって、あっという間に駒を自陣に辿り着かせた時の、あの快感と
いったら…。
そして、「してやられた!」といった相手の表情を見た時の、あの快感といったら…。

さて、皆さんが遊んだ「ダイヤモンドゲーム」の大半は、盤面が紙、若しくはプラスチックの
物だと思われる。
旅行などに持っていくポケットサイズの物で、駒がマグネットで盤にくっつく物だった、という
人もいるだろう。
昔の「ダイヤモンドゲーム」といえば、そういった「お手軽に遊べる物」、悪く言っちゃえば
「ちゃちい物」であった。

現在では、盤面が光沢のある木製で、駒を挿し込める穴が空いている、といった、高級感のある「ダイヤモンドゲーム」も発売されている。
さらには、「高級感」にこだわり過ぎて、イキ過ぎてしまった「ダイヤモンドゲーム」もある。

【 ダイヤモンドゲーム コレクターズ・エディション 】
価格: 98,800円 (税込 103,740円)
コレクター垂涎のダイヤモンドゲーム盤。
単なるゲーム盤ではなく芸術品の域まで達しました。
サンフランシスコ・アジア美術館公認。
中国の職人による手作りの作品。
中央の星型のゲーム盤はつややかに磨きあげた真鍮製で24金装飾入り。
木枠はマホガニー調で、台を支える脚には24金で仕上げた龍の彫刻が
飾られています。
60個の駒は、めのう、オニキス、碧玉、水晶、砂金石などすべて天然石です。
「価格: 98,800円」 (・ω・ノ)ノ ヒョエ〜「ダイヤモンドゲーム コレクターズ・エディション」「ダイアモンドゲーム」 (Webゲーム、コンピュータ対戦できます。)
【昔遊んでいたオモチャを振り返ろうシリーズ 一覧】第1弾
「ゴールドライタン」/第2弾
「スネークキューブ」第3弾
「ホッピング」第4弾
「水でふくらむ恐竜」/第5弾
「サッカーゲーム盤」/第6弾
「ブタミントン」第7弾
「くるくるてれび」/第8弾
「チョロQ」/第9弾
「チクタクバンバン」第10弾
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