テープ起こし 1本目

【 序文 】
コンパクトディスクが市場に現れたのは、私が小学校高学年の頃だったと、記憶する。
中学生になった頃、私が住むような田舎町でも、「レンタルCD」という商売が始まった。
それまで、小遣いが少なくてレコードが買えない子供達は、TVの前にカセットデッキを置いて歌番組を録音するしかなかった、この時代。
歌謡曲が好きな子供達は、CDをレンタルしてきては、カセットテープにダビングし、ウォークマンをかき鳴らしながら登校するようになった。
私も、その一人であった。
中学から大学の初めの頃までの約8~9年程、私は、シングルCDをレンタルしてきては、
カセットテープにダビングする行為を続けていた。
そのカセットテープ数は、44本に至った。
私がパソコンを購入し、10年以上使い続けていたコンポの動きが怪しくなり始めた頃、
パソコンとコンポをアナログコードで繋ぎ、カセットに収録されていた曲を片っ端に録音し、
MP3化してCD-Rに収めた。
そして、カセットテープは全部、破棄した。
つい最近、聴き直してみた。
「うわっ、懐かし~」という想いに駆られ、コレを何かネタに使えないかと思い立ち、
この企画を立ち上げるに至った。
相変わらずの「懐古厨」で申し訳ないw
内容としては、毎回1本のカセットテープを取り上げ、それに収録されていた楽曲名を
書き連ね、その中の1つ2つの曲・アーティストについて何かしら書いていこうと思う。
また、動画などがあるものに関してはリンクを貼ろうと思う。
まだ企画が固まっていないのであやふやですが、まあ、やってる内に方向が定まってくる
でしょう。
結局、またしても「You Tube 」頼りになるでしょうがw
ただ、CD-Rの中には「Tape11」以降のデータしか残っていなかった。
よく覚えていないのだが、多分、それ以前のテープは音の状態が悪くて、残そうとは
思わなかったのだろう。
今にして思うと、もったいないことしたなと思う。
なので、初回なのに「Tape11」から始めさせて頂く。
奈何せん、一個人が自分の嗜好に合わせて収集していたモノなので、いわゆる
「昔のヒットチャート」に名を連ねるような曲は、あまり多くないかもしれない。
この企画自体、私の自己満足、マスターベーション的意味合いが強いのだが、30歳前後、
広く見積もって25歳~35歳の人なら、「懐かしい」「こんな曲、あったあった」と懐かしんで
もらえるかもしれないし、そう感じてもらうことがあれば嬉しい。
それ以外の年代の人は、「ふ~ん、昔はこんな曲があったのね。」と、懐メロを聴くような
感覚で眺めてもられば幸いである。
曲を覚えて、上司との接待カラオケで歌うと、もしかすると好感度が上がるかもしれませんよw

【 TAPE 11 】
「愛より青い海」 上々颱風 → ■ (You Tube)
「KISS」 プリンセスプリンセス → ■ (You Tube)
「じんじん」 原由子 → ■ (You Tube)
「とどかぬ想い」 ビリー・ヒューズ → ■ (You Tube)
「帰っておいで」 ジッタリン・ジン → ● (試聴サイト)
「どんなときも。」 槙原敬之 → ■ (You Tube)
「さよならイエスタデイ」 TUBE → ■ (You Tube)
「ア・タイム・フォー・ラヴ」 TUBE
「Lemonの勇気」 PSY・S
「電気とミント」 PSY・S
【簡単な解説】
調べてみるに、1991年4月~7月あたりの楽曲群らしい。
「愛より青い海/上々颱風」は、1991年夏、日本航空の沖縄キャンペーンのCMソング。
「原由子」は、サザンオ-ルスターズの一員で、桑田の嫁。
「とどかぬ想い/ビリー・ヒューズ」は、フジテレビドラマ「もう誰も愛さない」のエンディング
テーマ。
「ア・タイム・フォー・ラヴ/TUBE」は、「さよならイエスタデイ」のc/w。

☆★☆ 今回のスポットライト ☆★☆
「Lemonの勇気 / PSY・S」
「電気とミント / PSY・S」
「PSY・S」(サイズ)は、「松浦雅也」(キーボード・ギター・ベースをこなす)と「CHAKA」(ボーカル)の二人組ユニット。
1985年にデビューし、1996年に解散した。
「PSY・S」解散後、「松浦雅也」はゲーム音楽の世界に移り、『パラッパラッパー』
『ウンジャマラミー』『ビブリボン』などを手掛け、その後の音楽ゲームの基礎を築き、
一定の評価を得た。
「CHAKA」は、「PSY・S」解散後もソロシンガーとして様々なジャンルで活動中。
「カードキャプターさくら」「はれときどきぶた」「ぜんまいざむらい」などのアニメソングも
歌っている。
さて、世代的にはドンピシャの人でも、「PSY・S」を知っている人は結構限られると思う。
ぶっちゃけ、「PSY・S」はそれほど売れなかったし、知名度は低い。
でも、私はかなり好きだった。
「Lemonの勇気」と「電気とミント」は、かなりのヘビーローテーションで聴いていた。
しかし、当時は、「PSY・S」の曲は知っていても、どんな人達なのか、顔は全く知らなかった。あまり売れてないこともあってか、メディアでの露出は少なかったように思う。
逆に、露出が少なかったので売れなかったということもあるのだろうが。
だが、いい時代になったもので、「You Tube 」にアップされており、初めて「PSY・S」を
見ることが出来た。
15年後にして初めて見る「PSY・S」。
うわぁぁぁ……
何だ、この顔は… (´・ω・`)
何なんだ、この服は… (´・ω・`)
「Lemonの勇気」「電気とミント」という曲名だけで思い出せる人は少ないかもしれないが、
曲を聴いてもらえば、「あぁ、あったあった」と思い出してくれる人もいるかもしれない。
……いるかな?
【 Lemonの勇気 / PSY・S (ライブ) 】
【 電気とミント / PSY・S 】
