「マイナースポーツを紹介しよう」のコーナー。
前回(といっても1年位前だが)の
「カバディ」に続いて、今回は、
「セパタクロー」。
「セパタクロー」は、およそ500年前に、マレーシアの王室によって生まれたスポーツと
言われている。
「セパ」はマレー語で「蹴る」、「タクロー」はタイ語で「ボール」という意味である。
どんなスポーツかというと、「バレーボール」と「バトミントン」と「蹴鞠」を合わせたような
スポーツである。
簡単に言えば、手を使わずに、「足」や「腿」または「頭」を使って、ボールを相手コートに
蹴り入れる競技である。
【セパタクローの競技種目】「セパタクロー」の競技種目は、主に5種目ある。
● 「レグイベント」3人が1組となり対戦(この3人組を「レグ」と呼ぶ)。2セット(1セット21点)マッチ勝敗を争う。
● 「チームイベント」3レグが1チームとなり対戦、レグの勝数で勝敗を争う。
● 「ダブルイベント」2人が1組となり、レグ種目と同様、勝敗を争う。
● 「サークルイベント」1チーム5人が輪になって、定められた順番でリフティングを続け、10分間のリフティング
総回数を競う。
● 「フープセパタクローイベント」1チーム5人が輪になり、5m上に吊るした「籠」に足、肩、頭を使って10分間にボールを
入れた総数を競う。
今日は、最も一般的な「レグイベント」をご紹介。
【セパタクローのコート】
コートは縦「13.4m」横「6.1m」、ネット中央の高さは
「152.4cm」(女子の場合は10cm低い)と、
「バドミントン」と同じコートの大きさ、同じ高さのネットが
使われる。
コートには、サーバーが軸足を入れる
「サービスサークル」、
アタッカーとトサーがサーブ時に入る
「クウォーターサークル」 が描かれる。
【セパタクローのボール】
ボールは「天然の籐」もしくは「プラスチック」で出来たもので、12個の5角形の穴と20の交点を持つように編み重ねた球形のものである。
円周は「42〜44cm」、重さは「170〜180g」(女子用は円周43〜45cm、重さは150〜160g)の間であり、ハンドボールよりも小さく、ソフトボールよりも大きい大きさになっている。
第11回の北京アジア大会から、プラスチックのボールが公式ボールとして使われるようになった。
【セパタクローのルール】ルールは、基本的には「バレーボール」と同じで、ボールを落とさないように、
3回以内に相手コートにボールを返さなければならない。
しかし、以下の点でバレーボールと異なっている。
「腕や手を使ってはいけない」 「同じ人が2度以上連続してボールにタッチしてもよい」 「ブロックを1タッチに入れる」
「サーブのスタイルが違う」
「ポジションにローテーションがない」
「レグイベント」の場合、3人が1組(レグ)となり、ネットを挟んで2レグが勝敗を競い合う。
1セット21点のラリーポイント制で、2セットを先取したレグが勝ちとなる。
もし、双方が1セットずつ取ったときは、続いて「タイブレークセット」を行ない、15点を先取したレグが勝ちとなる。
次の時に得点1点が与えられる。
1)サーブしたボールを相手レグが取れなかったとき
2)アタックしたボールを相手レグが取れなかったとき
また、主なフォルト(反則)は以下の4つで、攻撃側がフォルトした時はサーブ権が相手に
移り、防御側がフォルトした時は相手の得点となる。
1)ラインクロスした時。
2)オーバーネットしてボールをタッチした時。
3)連続して4回以上ボールにタッチした時。
4)ボールが手や腕に触れた時
【セパタクローの競技方法】基本的に、プレーヤーはネットに向かって「逆三角形」に位置する。
左側が「レフトインサイド」、右側が「ライトインサイド」、そして中央が「バック」と呼ばれる。
サーブでゲームが始まるのだが、バレーボールと違って、この
「サービスの仕方」と
「サービス時の選手の立ち位置」がちょっと独特である。

サービスの時、サーブをする側のチームの「レフトインサイド」と「ライトインサイド」は、
各自の「クォーターサークル」(センターラインの両端を中心とする半径90センチの円)に
いなければならない。
そして、サーブをする選手(バック)は、軸足を「サービスサークル」の内側に置かなければ
ならない。
そして、サービスは、「クオーターサークル」にいる「インサイド」の一方が、「センターサークル」にいる「サーバー」(バック)に手でボールをトスし、その球を蹴って相手のコートに入れる。
この時、サービス側の両インサイドは、バックがキックし終わるまで、各自の「クォーター
サークル」内にいなければならない。
そして、サービス後、すべてのプレイヤーは各自のコート内を自由に動き回ることができる。
その後は、「レシーブ」して「トス」して「アタック」と、バレーボールの流れと同じである。
当然、「アタック」も「ブロック」も足で行うのだから、ネット付近ではアクロバティックな攻防が展開される。オーバーヘッドキックなんか当たり前である。
コートは普通の固い床なのに、よく怪我しないものである。
まあ、リフティングすらまともに出来ない私には、決して参加できないスポーツではあるが…。
「セパタクロー:女子」 (You Tube )
「sepaktakraw」 (You Tube )

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