
今日は「お題頂戴シリーズ」第23弾。お題は
「サバイバル生活のススメ」。(お題提供者:ZENRA-MAN 様)
イヤ…、別に私は「サバイバル生活」をオススメはしない。文明社会の中で日々を快適に過ごせるならば、それに越したことは無い。
だが、人生、いつ「サバイバル生活」を余儀無くされる状況に陥るか、分かったものではない。
「サバイバル生活」といって最も分かりやすい設定と言えば、やはり「無人島」であろうか。
日頃、飛行機に乗る人なら、いつ、飛行機が墜落して、無人島に漂流するか、わからないのである。
また、船が沈没して、無人島に漂流するかもしれない。
可能性は極めて低いが、決してゼロではない。飛行機に乗る人、船に乗る人であれば、誰にだって、無人島でのサバイバル生活に陥る可能性はあるのである。
あなたは無人島で何日生きていられるだろうか?さて、「サバイバル生活において最も重要視される事は何か?」と問われて真っ先に思いつくのは、やはり水や食料などの
「生存に必要な物資」の確保である。
【 水 】 水が無ければ、人間は3日で死亡するとされている。
(呼吸・水分・食物の順に重要性を説いた「3・3・3の法則」というものがある。“3分・3日・3週間”の略)一般的には、成人男子で一日1リットル以上の水を必要とする。
しかし、水が無いからといって、「海水」を飲んではいけない。
海水を飲むと、塩分を尿として体外に排泄するために、飲んだ海水の量よりも多くの水分が必要となるからである。これは「血液」や「尿」も同様である。
また、暑い環境ほど発汗によって大量の水を必要とし、また、日焼けによって一層体液を消耗するので、日中は日陰でおとなしくしていた方が良い。
一方、冬山遭難時に、水分を得ようとして、雪や氷を口にしてはいけない。
体を冷やしてしまい、下痢によって脱水症状を起こす他、体を温めようとして、余計に体力を消耗し、死ぬ率が高くなる。燃料があれば弱火で暖めて、燃料が無ければ手足で暖めて、解かして飲むようにしなければならない。
また、食物を取ると、消化のために水分を必要とするため、水が乏しい場合には食事を控えた方が良い。
どうしても真水が得られない場合、日差しの強い場所であれば、海水や泥水や小便などから真水を得る方法がある。
(↑ 適当な画像が無かったので、画像処理ソフトで適当に描いてみました。絵心が無いのが顕著です。)1)日差しの強い場所に浅い穴を掘って、中央に水を蓄えるコップなどの小さな容器を置く。
2)穴を光を通す薄いビニールで覆い、そのビニールシートの中心(コップの真上)に小石を置いて、中心部が最も低くなるようにしておく。
3)その周囲の土に、海水や泥水や小便などの飲用に適さない水をかける。
すると、穴の中は太陽熱などで水が蒸発して湿度が高くなり、それがビニールの表面で大気によって冷やされ、水滴となってコップに溜まる。
それほどの量は期待できないが、枯渇した喉には、1滴の水であっても「甘露」であろう。
問題は、どっからビニールを工面してくるか、ということだが…。
【 食料 】 人間は、いくら水が豊富に飲めても、それ以外の食物を何も口にしていないと、概ね1ヶ月で死亡する。
男性よりも女性の方が、皮下脂肪が厚く基礎代謝が少ないため飢餓に強い。
食事は、寒い環境では、体温を上げるため、糖質や脂質の多い方が望ましい。
水が乏しい環境では、肉などのタンパク質を多く取ると、消化吸収により多くの水を必要とするため、注意が必要である。
魚の脊髄周辺には、比較的塩分の少ない体液が蓄えられているので、丸ごと食べるか脊髄周辺の体液をすする事で水分を補給できる。
また、動物などの脂身(脂質)はどんな環境であっても生存に必要なエネルギー源となり、また保存しやすいため、非常によい食料である。
塩は失われやすいミネラル分であるため、水が十分あり、暑い環境や脱水症状を起こしそうな場合には、意識して、必ず取るようにしよう。
さて、「水」と「食料」が確保できたら、次に確保したいのは
「火」である。
「火」は、熱と光を与え、冷えた体を温め、生のままでは食用に適さない動植物を食料に変え、汚水や海水などの飲用できない水を蒸留するために利用され、野生動物を避けさせて安全な寝床をもたらし、日中の煙や夜間の光で捜索隊から発見される確率を高めてくれるなど汎用性がある。
また、火は見る者を安心させるなど、サバイバル生活の精神衛生上、極めて重要度が高い。
マッチ・ライター等の点火器具があれば言う事無いのだが、遭難時において、それらを所持していることなど期待できない。
ならば、自分で
「火おこし」を行うしかない。

たいていの人は「林間学校」や「キャンプ」「体験学習」などで、一度くらい「火おこし」をした経験があると思う。
その時、上の画像のようにして、火を起こしたはずである。

この、「木」と「糸」で出来た道具は「舞錐(まいきり)」という。
板を上下すれば、棒が回転するという優れものである。
これさえあれば、誰でも簡単に発火させることが出来るだろう。

【舞錐の作り方】
1)長さ90cm、直径2cmの丸棒の、上の部分にヒモを通す穴を開ける。
2)長さ110cm幅0.3cmの丈夫なヒモを用意する。
3)長さ60cm幅7cmの板の中央に直径4cmの穴をドリルで開け、両端にヒモを通す穴も開ける。
4)縦10cm×横10cm×厚さ2cmの正方形の板を2個作り、ボンドで貼り合わせて厚くして、中央に直径2cmの穴をドリルで開ける。
5)これらを上の画像のように組み立てる。
だが、サバイバル生活において「ドリル」や「ボンド」があるはずもなく、「ヒモ」の確保すら難しい。
所詮、「舞錐」による火おこしは断念せざるを得ないようである。

結局、サバイバル生活では、単純な「キリモミ式」による火おこししか手が無いようである。
乾燥した板さえ使えば、時間はかかるだろうが、いつかは火は着くだろう。
頑張れ!(誰が?)
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★「お題頂戴シリーズ」一覧★
第1弾
『ファミコン内蔵型テレビ』/第2弾
『人生ゲーム』/第3弾
『朝青龍』第4弾
『楽天と野村監督、シダックス』/第5弾 『
不倫』/第6弾
『山倉捕手』第7弾
『シスター』/第8弾
『イカ臭さ』/第9弾
『森光子の若さの秘訣』第10弾
『ナンシー関』/ 第11弾
『オールナイトニッポン』/ 第12弾
『国会中継』第13弾
『ちょろぎ』/第14弾
『中島らも 1』 『中島らも 2』/第15弾
『陰陽座』第16弾
『屁』/第17弾
『江夏の21球』/第18弾
『とびっこ』/第19弾
『自給自足』第20弾
『食物連鎖』/第21弾
『ダッチワイフ』/第22弾
『かやくご飯』 
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